taketsanの観心日記

海外でお仕事中。

今年の文字をここ数年決めている。去年は破、そして今年は離。何となく浮かんできたものだったが、期せずして順良く並んでいる。

先生は、…彼は、離れてしまったのだと思う。我々には、もう父ではない。永遠の指導者ではないんだと思う。個の究極の天地を目指して間断なき飛翔を開始され、組織は是とも非ともしない。個の中にしか平和がないから。きっと学会はしばらく変わらない。先生は放置し続ける。組織で世界は変わらないから。問題があるのを前提で放置される。解体することになろうとも、放置されると思う。

ならば、組織に残された役割は何か。縁しかないと思う。言葉や芸術や学問によって、アプローチの手段を与える。秘められた感性を開花させる縁を並べる。そんな気がするなぁ。

すでに組織は作られた。流れは止まらない。書物も多く残した。もう組織は他人に任せた。あとは自分だ。

これが例の10年プランで書かれた80歳以降のイメージと重なる。永遠に指揮をとるってのは、離れるってことじゃないかなと。

個が究極であれば、周囲がいかに扱おうとも、おだてようとも影響がない。だから、組織を変えようとはしない。組織によって導くことは無意味だから。自分を変えることのみに専念する。

まあ、他人の真意に迫るとか、結局無駄なんだけども。そんな感じかなーって思いました。

んじゃあ残された我々は???無駄な組織であがく???わかんないや。もじもじするしかできねぇや。何かよくわかんない縛りが組織から離れさせてくれないや。多分、一貫教育受けてきたからだわ。ひどいもんだな。

先生、おれもそっちに行きたいっす。